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WARAKOH think and feel 東北 vol.2 変わったもの、変わらずにあるもの

2014.2.23(日)-4.13(日) 藁工ミュージアム

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趣旨文

この度、藁工ミュージアムでは、「WARAKOH think and feel 東北」シリーズの第2弾として、東北在住もしくは出身の作家7名を紹介する「変わったもの、変わらずにあるもの」展を開催いたします。

2011年3月11日におこった東北地方太平洋沖地震は原発事故を伴う未曽有の大震災となり、被災地の方々を取り巻く環境や状況を劇的に変えてしまいました。
今回紹介する7名の作家のうち、田崎飛鳥と水沼久直は環境や状況の変化など震災の影響により一時的に絵を描くことができなくなり、それは少なからずとも彼らの作風に変化を及ぼしましたが、彼らの「表現する」ことへの思いは変わることなく、現在では制作を再開しています。
本展では、震災前と変わらず制作を続ける青木尊、似里力、本田太陽、現在では制作をやめてしまった武田拓の作品を併せて紹介するとともに、写真家・畠山直哉の故郷である岩手県陸前高田市の3.11以後の姿を捉えた写真60点と、それ以前の写真60点を、表裏2枚のスクリーンで同時投影します。
地震発生より間もなく3年を迎えようとしている現在でも、復興どころかまだまだ復旧さえできていない地域がたくさんあります。時がたつにつれ、当時の記憶が風化しつつある今、本展を通じ、その現状を今一度考える契機となり、微力ながら復興の支援につながれば幸いです。

出品作家

青木尊、武田拓、田崎飛鳥、似里力、畠山直哉、本田太陽、水沼久直

開催概要

主催:藁工ミュージアム

展覧会情報URL

http://warakoh.com/tohoku