2021.1.30(土)-3.28(日) はじまりの美術館
誰かのことを伝えたいとき、どう伝えたら、その人のことを知ってもらえるでしょうか。
なにを知れたら、その人のことを「知っている」と言えるでしょうか。
はじまりの美術館で誰かの表現を紹介するときに、まず思うのは「この人のことを知ってほしい」ということです。誰かと誰かが出会う、その一つの入り口として、作品と呼ばれるものや、表現と呼ばれるものがあるように感じています。また作品や表現は、様々な関係ややりとりのなかで生まれてきたものでもあると考えます。
本展でご紹介するのは、福島県郡山市で暮らす土屋康一さんです。土屋さんは、はじまりの美術館の運営母体である安積愛育園の事業所「地域生活サポートセンターパッソ」に通っています。パッソが開所した2004年からのメンバーで、安積愛育園の創作活動支援プロジェクト「ウーニコ」の作家の一人です。カラフルに色面が分割された「はっぱ」や「はな」と呼ばれる作品のシリーズが代表作です。
この展覧会では、土屋さんの作品をはじめ、スケッチブック、身近な方の言葉、手紙、映像などを通して、様々な“土屋さん”をご紹介します。今日、あなたはどんな土屋さんと出会い、知るのでしょうか。
土屋康一
主催:社会福祉法人安積愛育園 はじまりの美術館、unico
後援:福島県、福島県教育委員会、猪苗代町、猪苗代町教育委員会、あさかホスピタルグループ
令和2年度福島県障がい者芸術文化活動支援センター事業
デザイン:関川航平
撮影:白圡亮次
撮影:白圡亮次
撮影:白圡亮次
撮影:白圡亮次
撮影:白圡亮次
撮影:白圡亮次
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