2018.9.8(土)-2019.3.10(日) HALLE SAINT PIERRE (パリ市立アル・サン・ピエール美術館)
アル・サン・ピエール美術館 では日本のアール・ブリュットを紹介する2回目の展覧会を開催します。アール・ブリュットが現代アートの領域で独自の存在感をもつようになる中で、アール・ブリュット発祥の地の西洋の枠組みを超えて、日本発のアール・ブリュットはその可能性の拡大の一翼を担っています。
出展作家52組からは、どの文化にも独自の神話や表現手法を生み出すアーティストがいるということが分かります。伝統的な陶芸から折紙の応用のようなものまで、作家たちはあらゆる手法と材料をもちいて制作に取り組んでいます。
本展には初めて海外出展される展示作品も多くあります。一方で、2013年のベネチア・ビエンナーレでも賞賛された澤田真一氏は新作を携えてパリに再び戻ってきます。澤田氏の作品にも見られるように、創造とは、まさにアール・ブリュットという概念の提唱者として知られるジャン・デュビュッフェも語ったように、「完全に純粋で、なまで、再発見された、すべての相の総体における作者による芸術活動であり、作者固有の衝動だけから出発している」ものです。
本展は『アール・ブリュット ジャポネ』(2010-2011)に続く第2弾です。また、連携企画として、知的障害者によるプロの和太鼓集団「瑞宝太鼓」の公演もあります。2019年2月23日(土)と24日(日)にナント市のフランス国立現代芸術センターリュー・ユニックで、2月27日(水)と28日(木)にパリ日本文化会館でパフォーマンスを披露します。
出展作家 : 日本人作家52名
作品点数 : 633点
主催 : 東京都、パリ市立アル・サン・ピエール美術館、社会福祉法人愛成会
http://www.hallesaintpierre.org/2018/05/18/art-brut-japonais-ii-2/
画像提供:社会福祉法人愛成会
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