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帰ってきたDr.N|小沢 剛

2014.10.18(土)-2015.1.12(月) はじまりの美術館

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趣旨文

福島県猪苗代出身の細菌学者 野口英世。素晴らしい功績で知られる一方で、実は破天荒で人間的なエピソードに事欠かない側面もあった。現代美術家の小沢剛は、そんな野口の生涯を切り口に、彼が研究に向かった土地アフリカの看板職人とともに、フィクションを交えて物語を描いた。本展は2013年6月に横浜で行われた、第5回アフリカ開発会議にあわせ開催された企画展「帰ってきたDr.N」を、野口の出身地である猪苗代町での開催のために、作者・小沢自らの手でアレンジしたものである。本作は、過去と現代、史実と空想を行き来しながら、ガーナと日本、さらに福島の今について考えることへと誘う。

出品作家

小沢 剛(おざわ つよし)
1965年生まれ。東京芸術大学在学中から、風景の中に自作の地蔵を建立し、写真に収める《地蔵建立》開始。93年から牛乳箱を用いた超小型移動式ギャラリー《なすび画廊》や《相談芸術》を開始。99年には日本美術史の名作を醤油でリメイクした《醤油画資料館》を制作。2001年より女性が野菜で出来た武器を持つポートレート写真のシリーズ《ベジタブル・ウェポン》を制作。2004年に個展「同時に答えろYesとNo!」(森美術館)、09年に個展「透明ランナーは走りつづける」(広島市現代美術館)を開催。

開催概要

主催
社会福祉法人安積愛育園 はじまりの美術館

展覧会情報URL

http://hajimari-ac.com/enjoy/exhibition/drn.php

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