さがす・であう はじまりアーカイブス unico file

線の魔術師

根本 将

NEMOTO Masaru

中学1年生のとき、担任の先生の指導がきっかけで、絵を描きはじめる。先生が描くものを真似して描くなどし、当時から様々な色を使って線を描くことを好んでいた。中学3年生のときに失明。その後、18歳の頃から本宮市にある多機能支援センタービーボに通いはじめる。ビーボではボールペンなどの部品のもぎ取り作業や、創作活動を行なっている。クレヨンなどの画材の色を選び、力強く紙に線を引いたり形を描いたりし、表現をする。車が好きで、休日には車のおもちゃを毎週1つ購入し、前の週に買ったものを分解して楽しむなどしている。

主な出展展に、「モーニングテラス第6回公募展『花』」(ギャラリー・モーニングテラス/福島/2013)、 郡山市障がい者作品展(郡山市民プラザ/福島/2015)、「えらぶん:のこすん:つなげるん」(はじまりの美術館/福島/2018)、他。

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